ぴかまま
『ゆる〜く健やかに』をテーマにブログで日々の出来事を書いています。
今回は子供の世界について。
子どもの世界
毎日の育児大変ですよね。
我が家は5才の長女・3才の長男の育児に日々奮闘しています。
息をつく間もない日々ですが『心の処方箋だな』、と感じた出来事があったので紹介します。
昨日、娘とピクニックにいくためにおにぎりを作っていました。
おにぎりを作ったあとの余ったご飯を容器に入れていると、5才の長女が、
『ぴかちびちゃん(仮名)がする〜!!』と言うのでお願いしました。
すると・・・
5才長女『白い金魚がいっぱいおるねん。
ちゃんとすくわなあかんで。』
何のこと?と思ってみていると・・・
ご飯粒を金魚に見立てて、桶がジップロックの容器、金魚をすくう『ポイ』がしゃもじ、にしています。
落とさないように注意深くご飯(子どもの中では金魚)をすくっているんです。
子供の世界って本当に不思議ですよね。
『鬼滅の刃ごっこ』ではオニ役にされるのは日常茶飯事。
買い物帰りに突然『道路の白い線踏んだらワニに食べられるってことな。はい、ママ食べられた〜。』(なんでやねん!と心の中で思う)
理解できないことが多いんですけど、一緒の目線になると新しい発見があります。
認知症の患者さんの看護
看護師を8年していましたので、認知症の患者さんともたくさん関わらせていただきました。
看護師を辞めた今振り返ると、子ども世界と認知症の患者さんの世界も同じように思います。
一見何のことをいっているのかわからなかったり、何で怒っているのかわからないんですけど、ちゃんとした理由があったりするんですよね。
現場で働いていた時は、ほんと忙しくてしっかり話を聞くことができなかったんですが、丁寧にゆっくり関わることができれば、認知症の方の看護はもっと楽しくできたのかもしれないな、と思います。
子育ても介護・看護も世界観を一緒に共有して喜んだり悲しんだり、心に寄り添ってあげることが大切なんですよね。
そうすると親や介護者も新しい発見があって感動したりする。
30数年生きてきて『ご飯をよそう=金魚すくいになる』と子どもに教えてもらいました。(笑)
子どもの世界っておもしろいな、と感じた出来事でした。
新しい発見が今日もありますように。
後日談、
平日炊飯ジャーを使わずにすむように、6合のご飯を炊くと、長女が『ぴかちびちゃんがする〜!』とポイならぬ、しゃもじを持ってきます。
『これ(ポイ)全然破れへんねん。』と自慢げな顔。
『ほんまやな〜なんぼでもすくえるなぁ〜』と子どもの世界にまた引き込まれてしまうぴかままでした。
2020年8月4日